鷺森御坊
[所在地] 和歌山県和歌山市鷺ノ森 [築城年] 1563年 [築城者] 本願寺 [遺 構] 堀跡 [別 称] なし [形 状] 寺院 和歌浦の御坊山(現・秋葉山)から浄土真宗の御坊(雑賀御坊)が移転してきたのが1563年です。1580年には織田信長と敵対していた本願寺顕如を迎え、貝塚に移るまでの3年間、本願寺の本拠となり、寺内・門前がにぎわい雑賀衆の拠点となりました。 1600年の浅野氏入国後は寺の周辺地が寺領として認められ、現在も本願寺鷺ノ森別院として残ります。平成24〜26年度の隣接する南側学校建設地の発掘調査で幅約17m、深さ約3mの大規模な堀跡が見つかっています。 本願寺鷺森別院 説明板 現在の鷺ノ森別院の本堂