福山城
★★★城のデータ★★★
[所在地] 広島県福山市丸の内
[築城年] 1619年
[築城者] 水野勝成
[遺 構] 伏見櫓、筋鉄御門
[別 称] 久松城、葦陽(いよう)城
[形 状] 平山城
1619年、徳川家康の従兄弟である水野勝成が西国の外様大名を牽制するために、備後10万石を与えられて築かれました。五重天守の他、7基の三重櫓と多数の櫓、二重の堀に囲まれた城郭でした。天守は惜しくも戦災で焼失しましたが、1966年に鉄筋コンクリートで月見櫓、御湯殿とともに復興されています。伏見櫓と筋鉄御門は現存遺構です。JR福山駅から白亜のお城が見えることでとても有名です。
令和の大普請(2020~2022年)により、天守北側の鉄板張りや最上階の窓形状、狭間などが往時の姿に復元されました。特に北側の鉄板張り(守りの弱い北側からの砲撃を意識したためと言われます)は福山城独特で、見る方角により天守の姿が違うのは特異な意匠です。
令和の大普請によりリニューアルされた天守
鉄板張りに改修された天守北側
天守東側
※以下、2020年1月17日登城時の写真です。
復興天守 南面
福山駅から月見櫓、復興天守を望む
伏見櫓
筋鉄御門
伏見櫓(左)と筋鉄御門(右)
御湯殿
鐘櫓
復興天守 東面
水野勝成像
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