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地黄陣屋

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★★★城のデータ★★★ [所在地] 大阪府豊能郡能勢町地黄 [築城年] 1602年 [築城者] 能勢頼次 [遺 構] 大手門跡、石垣 [別 称] 地黄城、丸山新城 [形 状] 平城 大阪府能勢町の地黄陣屋です。源頼光の子・源頼国が能勢の地に入り、丸山城を築いて能勢氏を称しました。22代の能勢頼次は一時豊臣秀吉に所領を没収されますが、関ヶ原の戦いで功績を挙げ、徳川家康によって旧領を安堵されました。その際、丸山城から移り新たに新城を築いたのが地黄陣屋です。現在も石垣が良好に残っています。旗本陣屋の石垣としては規模が大きく、大手の石垣は枡形となっていて屈曲する構造になっています。 大手枡形の石垣 西側石垣 西側石垣 南西側の石垣 陣屋跡 能勢氏故城址 北側石垣

池田城

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★ ★★ 城のデータ ★★★ [所在地] 大阪府池田市城山町 [築城年] 室町時代前期 [築城者] 池田氏 [遺 構] 空堀、虎口 [別 称] - [形 状] 平山城 大阪府池田市の池田城です。室町時代から戦国時代にかけて池田、豊中、箕面市周辺を支配していた国人・池田氏の居城でした。摂津守護・細川氏の家臣でしたが、1568年織田信長に降伏し、家臣団に組み込まれました。その後荒木村重が伊丹城を居城としたため、池田城は廃城となっています。平成元年から発掘調査により確認された枯山水、井戸、虎口などの遺構が復元され、城跡のイメージを演出させる櫓風の展望休憩舎なども整備されています。 天守風の展望休憩舎   木橋 空堀跡 東門 池田城址 枯山水 展望休憩舎から城跡と五月山を望む

尼崎城

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★★★城のデータ★★★ [所在地] 兵庫県尼崎市北城内・南城内 [築城年] 1519年、1617年 [築城者] 細川高国、戸田氏鉄 [遺 構] - [別 称] 琴浦城、尼丘城 [形 状] 平城 兵庫県尼崎市の尼崎城です。1618年に戸田氏鉄が入城し、近世城郭として築きあげます。尼崎城は四重天守を持ち、三重の堀で囲まれた平城で、大坂城の西を守る役割を期待されていたため、5万石の大名としては破格の規模でした。1873年の廃城後、城の建物や堀なども全て破却されてしまいましたが、近年家電量販店の創業者が創業の地である尼崎に貢献したいと天守を復興し、尼崎市に寄付されました。天守は層塔式で、様々な破風がつく華麗な意匠で新たな尼崎市のシンボルとなっています。 復興天守   土塀と石垣 復興天守 復興天守 復興天守 天守から遠望