小田原城(北条氏時代)
★★★城のデータ★★★ [所在地] 神奈川県小田原市城内 [築城年] 1418年 [築城者] 大森頼春、北条氏綱、氏康、氏政 [遺 構] 土塁、堀など [別 称] なし [形 状] 平山城 1418年、鎌倉公方・足利持氏麾下の大森頼春が小田原城を築いたとされます。戦国時代、伊勢盛時(北条早雲)が大森氏を倒して関東に進出し属城とします。盛時の子・氏綱の時代に小田原城を本拠とし、以降歴代城主が城の改修を施しています。1561年の上杉謙信、1568年の武田信玄の攻撃を凌いでおり、城の真価を発揮しています。豊臣秀吉が天下統一を進めていた頃に土塁や堀で城下を囲む総延長9kmに及ぶ惣構を築きますが、1590年秀吉の大軍に包囲され、籠城戦の末に開城することになります。小田原城はその後、近世城郭に生まれ変わりますが、北条氏時代の遺構は城址公園内の外側に散在しており、 小峰御鐘ノ台大堀切など各所に 良好に残されています。 八幡山古郭東曲輪 八幡山古郭東曲輪から天守を遠望 八幡山古郭本曲輪土塁 小峰御鐘ノ台大堀切東堀 小峰御鐘ノ台大堀切東堀(土塁上から) 小峰御鐘ノ台大堀切 東堀 の土塁 小峰御鐘ノ台大堀切西堀 山ノ神堀切 稲荷森堀切 城下張出(堀)