新井城
[所在地] 神奈川県三浦市三崎町小網代
[築城年] 不明
[築城者] 三浦氏
[遺 構] 曲輪、堀切、土塁など
[別 称] 小網代城
[形 状] 平山城
[遺 構] 曲輪、堀切、土塁など
[別 称] 小網代城
[形 状] 平山城
15世紀後半、扇谷上杉氏から養子に入った三浦義同(道寸)が養父時高を討って家督と城を奪い、嫡男の義意を新井城に入れます。1512年、伊勢盛時(北条早雲)が新井城に攻め寄せ3年間の籠城戦の末、ついに陥落します。義同・義意父子は討ち死にし、城の港は三浦一族の血で油を流したようになったことから油壷と命名されたといいます。その後新井城は北条氏の拠点となり、1590年の豊臣秀吉の小田原平定により廃城となります。
城は北・西・南の三方は切り立った断崖と海で囲まれた天然の要害でした。現在東大地震研究所や臨海実験所の敷地となっており、主郭跡の土塁や空堀などが比較的良好に残っています。
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