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亀之甲山陣城

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★ ★★ 城のデータ ★★★ [所在地] 神奈川県横浜市港北区新羽町 [築城年] 1477年 [築城者] 太田道灌 [遺 構] なし [別 称] - [形 状] 平山城 神奈川県横浜市の亀之甲山(かめのこやま)陣城です。鶴見川北岸の小高い丘にあり、小机城の北東約1.2kmの地点に位置します。長尾景春の乱の時に景春方の小机城を攻めるために太田道灌が築いた陣城で、2ヶ月の籠城戦を経て小机城を落城させました。現在は工業団地となり遺構は全く残っていません。 陣城があったとされるあたり 陣城があったとされる竹藪 陣城があった亀の甲羅のような小山 小机城と鶴見川 亀の甲橋近くにある浅間神社

土井谷砦

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★ ★★ 城のデータ ★★★ [所在地] 神奈川県横浜市港北区小机町 [築城年] 不明 [築城者] 北条氏 [遺 構] なし [別 称] - [形 状] 平山城 神奈川県横浜市の土井谷(どいやと)砦です。鶴見川南の丘陵に位置し、現在雲松院の裏山にあったとされます。近隣の小机城を守る砦として、北条氏の家臣である笠原氏が城代を務めました。遺構は見られませんが、雲松院には笠原氏の墓所があります。 砦があったとされる雲松院 砦があったとされる 雲松院背後の丘 城代を務めた笠原家の墓所 笠原家墓所の説明板

小机城

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★ ★★ 城のデータ ★★★ [所在地] 神奈川県横浜市港北区小机 [築城年] 永享年間か [築城者] 上杉氏か [遺 構] 堀、土塁 [別 称] 飯田城、根古屋城 [形 状] 山城 神奈川県横浜市の小机城です。1439年の永享の乱のころ上杉氏によって築かれたとされますが、詳細は不明です。長尾景春の乱の際には、太田道灌によって小机城は落城しています。戦国時代、北条氏の重臣笠原氏が城代をつとめ、南武蔵地域を支配する小机衆を組織します。城は約20mの小高い丘の上に2つの主郭部(東曲輪、西曲輪)があり、互いにつなぎ曲輪で接続される縄張です。主郭部の周辺は幅広く深い空堀で囲まれています。 南側の大空堀 小机駅付近より小机城を望む 大空堀 西曲輪に建つ冠木門(模擬復元) 小机城址 北側の空堀 つなぎ曲輪土塁 東曲輪