淀城

★★★城のデータ★★★

[所在地] 京都府京都市伏見区淀本町
[築城年] 1623年
[築城者] 松平定綱
[遺 構] 石垣、堀など
[別 称] てん城
[形 状] 平城

1623年に徳川秀忠の命により松平定綱が木津川が淀川へ流れ込む地に築城しました。豊臣秀吉が側室茶々のために築いた淀古城からは500m南方にあり、二条城から運ばれた五重天守とその四隅に小型の二重櫓が囲む特異な天守形式の城郭でした。1723年に稲葉氏が10万石で入り、幕末まで稲葉氏の藩主が続きました。
現在は京阪鉄道開設により城跡の大部分が消滅しましたが、本丸跡と石垣、西側と南側の水堀が残っています。淀城の一番の見どころは五重天守が建っていた天守台の石垣で、じつに巨大で見ごたえがあります。ただ、天守台の穴蔵に入れないのが残念でした。三重櫓が建っていた丹波櫓台の石垣を始め、本丸各所の石垣、幅広い水堀などから往時はかなり堅固な城郭だったことがわかります。


天守台の石垣

本丸石垣と天守台

天守台の石垣

天守台の石垣隅部

城内から見た天守台(入口付近)

城内から見た天守台

城内から見た天守台

本丸内と天守台

本丸西面石垣と水堀

丹波櫓の石垣

淀城址碑

本丸南面石垣と水堀

本丸石垣

現地の説明板(淀城鳥瞰図)

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