大井城

[所在地] 長野県佐久市岩村田
[築城年] 鎌倉時代
[築城者] 大井朝光
[遺 構] 曲輪、堀切
[別 称] 岩村田館(王城、黒岩城、石並城)
[形 状] 平山城

鎌倉・室町時代を通じて佐久郡東部を中心に勢力を振るった大井氏宗家の本拠地で、朝光の代に館を構えたとされます。1484年、村上氏の攻撃により大井城は焼亡、大井宗家は滅亡、その後支族により再興された城も、1543年武田信玄によって攻略されています。
東は湯川の断崖によって形成された台地を利用しており、城域は堀切によって中央を王城、南を黒岩城、北を石並(いせならなび)城と三区分され、あわせて大井城と呼ばれます。現在は王城公園として整備されています。天然の地形を活用した湯川沿いの断崖、各城間の堀切跡は圧巻です。


大井城跡(王城跡)

説明板

王城のケヤキ

王城と石並城間の堀切

湯川沿いの断崖

王城跡から黒岩城跡を望む

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