躑躅ヶ崎館

★★★城のデータ★★★

[所在地] 山梨県甲府市古府中町・屋形・大手
[築城年] 1519年
[築城者] 武田信虎
[遺 構] 石垣、土塁、堀
[別 称] 武田氏館
[形 状] 館

1519年に武田信玄の父・信虎が甲斐国を束ねる館として建設されました。甲府市街地の北方、相川扇状地にあり、三方を山に囲まれた要害の地にあります。家臣の屋敷を周辺に配し、城下町が形成されていました。信虎、信玄、勝頼3代にわたり武田氏の本拠地でした。武田氏滅亡後に、豊臣家臣の加藤光泰により改修が加えられ、甲府城築城により役目を終えます。
中世武士の居館を拡大した規模で、土塁と堀により区画された7つの方形曲輪からなります。現在主郭部(中曲輪、東曲輪)は武田神社となっており、主郭の東側、かつての大手は近年の発掘調査に基づく堀、土塁、石塁が復元されています。


武田神社入口

水堀

武田神社拝殿

大手土塁

大手土塁・惣堀

大手土塁・惣堀

大手石塁

西曲輪北虎口

西曲輪北虎口

西曲輪北虎口前の土橋

西曲輪南虎口

稲荷曲輪跡

梅翁曲輪・松木堀

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